婚活とは?

ドラマなどでもすっかりおなじみとなった「婚活」という言葉。ご存知のとおり婚活とは結婚活動を略した言葉なのですが、もともとは社会学者の山田昌弘さんが考案した造語です。初めて紹介されたのが「AERA」誌の11月5日号ということですから、かなり新しい言葉と言っても差し支えありません。
このところ日本では結婚に対する価値観が多様化し、結婚相手がなかなか見つからないという状況が珍しくなくなりつつあります。婚活という言葉がもてはやされるようになったのは、就職先を探すのと全く同じように積極的に活動しなければ結婚ができなくなっているという日本の現状を色濃く反映しているのです。
結婚するために婚活が必要になった原因として、晩婚化という理由がよく挙げられます。しかし、婚活が一種のブームのようになっている背景には、もっと複雑な理由が絡んでいると考えられています。

例えば、バブル崩壊後、雇用状況が変化して収入が不安定な男性が増えたこと、昔ながらのお見合いが若い人の間で敬遠される傾向にあること、価値観が多様化して結婚相手を自分の身近ではなくもっと広い範囲で探そうとする人が増えたことなどは、より多くの出会いの場を求める婚活が盛んになった原因だと言うことができるでしょう。
婚活の代表的なものとして、結婚相談所の利用や婚活パーティーへの参加などが挙げられます。ただ、こうしたシステムを利用して婚活を行っていても、いわゆる待ちの姿勢ではなかなか結婚へとは繋がっていかないというのが実際のところのよう。結婚のためには自分を磨くことと積極的に出会いの場を作っていくことの両方が必要ということになりそうです。